この本の最大の特徴
これは経営者論ではなく、「成長したいすべての働く人への実践的なメッセージ集」です。不安・妥協・慢心——仕事を通じた成長を妨げる壁やワナを、著者自身の経験と失敗をもとに具体的に語り尽くしています。当たり前のことが書いてあるようで、実は多くの人が忘れがちな本質が詰まっている。24歳で起業し、環境変化の激しいネット業界を走り続けてきた著者ならではの重みが、言葉一つひとつに宿っています。
著者からのメッセージ
「普通のことが書かれているけど、実は忘れがちな大切なことが書かれている。成長を継続・加速させたい人だけでなく、成長の鈍化を危惧している人にも役立つメッセージを伝えたい」
全50のメッセージが5章構成で語られる
第1章:姿勢・心構え ——「すべて自分の責任」と覚悟し、言い訳しない。「結果がすべて」の心構えこそ大事
第2章:思考・判断 ——問題解決力を磨くには日頃から深い思考を。ネガティブに考えて、ポジティブを生む
第3章:行動・実践 ——プレゼンの鉄則はまず最大のポイントをストレートに表現する
第4章:人間関係・組織 ——リーダーの仕事で一番大事なのは方向性を示し、そこへ人を導くこと
第5章:成長・自己磨き ——自分の圧倒的な強みを徹底的に伸ばす。自分の中に明確な軸を持つ
核となるメッセージ
・「運が良い」と言われている人の多くは、泥臭い努力を積み重ねて周りからそう見られる状況を築いている ・言い訳は気づかないうちにクセになる——まず言い訳しないことが成長の出発点 ・悩み続けないためには、自分の中に明確な軸を持つこと ・社会人は結果がすべて——姿勢やプロセスを過大評価することは成長の鈍化を招く
読者の声
「当たり前だけど、経験をもとに書かれており、妙にしっくりくる」 「仕事が忙しい時や逆に落ち着いている時に、視点を変えさせてくれるバイブル的な本になった」 「一つ一つの事柄は基本的なことだが、それを実践し続けてきた藤田氏が語ることで、より重みを持って伝わってくる」 一方で「ところどころためになるが、全体としては目新しさは薄い」という声も
こんな人におすすめ
✓ 仕事で成長したいが、どこかで頭打ちを感じているビジネスパーソン ✓ 責任感・結果へのこだわりを言葉として整理したい方 ✓ リーダー・マネジャーとして組織をどう引っ張るかを考えている方 ✓ サイバーエージェントという組織の文化と思想の背景を知りたい方 ✓ 『渋谷ではたらく社長の告白』を読み、藤田晋の仕事哲学をさらに深く知りたい方 ✓ ネット業界のリアルな現場感覚を持った経営者の言葉に触れたい方
この本の真価
この本の真価は、読んで「そうだよな」と思って終わりではなく、節目ごとに読み返すことで自分の現状と照らし合わせる羅針盤になるところにあります。人は成功体験が積み重なるほど慢心しやすくなる——その戒めとして、何度も手に取るべき一冊です。
経営者でなくても使える
タイトルに「成長論」とありますが、新入社員からベテランのビジネスパーソン、マネジャー、経営者まで幅広い層に刺さる内容です。とりわけ「結果がすべて」「言い訳をしない」「軸を持つ」という基本の徹底は、職種・規模を問わず普遍的に機能するメッセージです。
『渋谷ではたらく社長の告白』とセットで読んで完成する藤田哲学
創業から上場、危機、そして成長を描いた『渋谷ではたらく社長の告白』が「何があったか」の物語だとすれば、本書は「どう考え、どう行動するか」の哲学書です。2冊合わせて読むことで、藤田晋という経営者の全体像が立体的に浮かび上がります。
ページ数
220ページ
出版社
日経BP
発売日
2011/11/17
著者
藤田晋

著者プロフィール 藤田晋(ふじた すすむ)は、日本の実業家で、サイバーエージェントの創業者兼代表取締役社長。1973年5月16日生まれ、福井県出身。青山学院大学を卒業後、1998年にサイバーエージェントを設立し、翌年に最年少で東証マザーズ上場を果たす。インターネット広告事業を基盤に、AmebaブログやAbemaTVなど多角的な事業展開を進める。特にAbemaTVは、インターネットテレビの先駆けとして注目されている。また、将棋界やeスポーツへの支援も積極的に行う。日本のIT業界を代表する経営者の一人として、革新的なビジネスを展開し続けている。
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