この本の最大の特徴 これは「批評家の警告」ではなく、「経営者が政治の内側に入って見てきたリアル」です。国会議員として6年間、国の予算編成や財政の実態を目の当たりにした渡邉氏だからこそ語れる、日本の財政危機の構造的な問題が、経営者目線でわかりやすく解説されています。危機感を煽るだけでなく、「ならば中小企業経営者はどう動くべきか」という具体的な指針まで踏み込んでいる点が、他の経済警告本とは一線を画しています。
著者からのメッセージ 「このままでは、日本はつぶれる。中小企業は国に命運をゆだねるのではなく、生き残るための経営に舵を切るときに来ている。経営者は、会社だけでなく、社員とその家族を守らなければならない」
5章構成で語られる、経営者と政治家の両面
第1章:破綻——経営者は国の将来を読むべし。膨張する日本の予算の実態
第2章:出馬——陸前高田は「日本の縮図」。都知事選・参院選に出馬したワケ
第3章:危機——債務超過寸前に追い込まれたワタミ。3つの投資の失敗
第4章:ワタミモデル——社員とその家族を守るために。危機からの復活と次の経営
第5章:経営者育成——会社はつぶしてはいけない。経営者は常に学び続ける
核となるメッセージ
- 国の予算は「余れば削られる」構造になっており、民間の経営論理が通用しない
- 財政破綻は「あおり」ではなく、高確率で起こりうる未来のひとつとして備えるべき
- 経営者に復帰したワタミが奇跡の業績回復を遂げた事実が、経営の力を証明している
- 国や会社に頼れなくなる時代に備え、経営者自身が強い会社をつくるしかない
読者の声
「経営者の気持ちがよくわかる。国会の模様が生々しく味わえる」 「日本の未来は一度は真っ暗になる。今は闇に耐えるための強い会社をつくる時だと感じた」 「久しぶりに自分自身を振り返り、胸が熱くなった」 一方で「政治家としての実績に疑問を感じる」という厳しい声も
こんな人におすすめ ✓ 日本経済の先行きに漠然とした不安を感じている経営者 ✓ 財政危機・円安・インフレに対して会社としての備えを考えたい方 ✓ 政治と経営の両方を知る人間のリアルな視点に触れたい方 ✓ ワタミの経営危機と復活の内側を知りたい方 ✓ 「社員とその家族を守る経営」を本気で考えている方 ✓ 危機の時代に生き残るための経営指針を探している中小企業経営者
この本の真価 この本の真価は、日本の財政問題を「他人事」から「自分ごと」に変えてくれるところにあります。国の数字を企業経営に置き換えて解説する手法は、経済の専門家でなくとも腹落ちしやすく、「では自分の会社はどう動くべきか」という行動指針に直結します。
経営者でなくても使える タイトルの雰囲気から経営者向けの本に見えますが、「国に頼れなくなる時代に自分の身をどう守るか」というテーマは、すべての個人に刺さる内容です。外貨資産・スキルアップ・資産運用——本書を読んだ後、自然とそうした視点が生まれます。
政界と経済界の双方を知る男の言葉 東証一部上場企業を一代で築き、参議院議員として国政の内側に入り、そして経営に復帰してワタミを再成長させた。この稀有な経歴を持つ著者だからこそ語れる言葉の重みが、この280ページに凝縮されています。
ページ数
280ページ
出版社
アチーブメント出版
発売日
2019/10/8
著者
渡邉美樹
著者プロフィール 小学5年生のとき父親の会社清算を目の当たりにし、「将来は必ず社長になる」と決意。明治大学卒業後、経理会社・運送会社で資本金300万円を貯め、1984年に起業。「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」を理念に、外食・介護・宅食・農業・環境など独自の「6次産業モデル」を構築し、2000年に東証一部上場を果たす。2011年に東京都知事選へ立候補し101万票を獲得。2013年には参議院選挙(全国比例区)で当選し、6年間にわたり経営者の視点から政策提言を続ける。2019年7月に議員を退任し、ワタミの経営に復帰した。
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