マッキンゼーのコンサルタントとして経営者にアドバイスをしてきた著者が、いざ自分で起業したら「これほどすったもんだの苦労をするとは……」。華やかなネットベンチャー創業の舞台裏で繰り広げられた、失敗のフルコース。創業時の失態、資金集めの苦労、成長過程での七転八倒を、当時の心境も含めて赤裸々に綴った一冊です。
全8章の構成
- 立ち上げ
- 生い立ち
- 金策
- モバイルシフト
- ソーシャルゲーム
- 退任
- 人と組織
- これから
印象的なエピソード
- システム開発を外注していたら、納期当日に何も作っていないことが発覚
- 売上計画を立てたとき、部下に「どうやってこの売上を作るんですか?」と聞かれ、「自分で考えろ」と答えた。確信の持てる精緻なプランはなく、「そうなりたい」という意思の表明に過ぎなかった
- 創業メンバーや活躍する社員の名前が実名で登場し、キャラが立っている
心に残る言葉
「事業リーダーにとって、『正しい選択肢を選ぶ』ことは当然重要だが、それと同等以上に『選んだ選択肢を正しくする』ということが重要」
読者の声(レビューより)
- 「文章があまりにも軽快で、あっという間に読んだ」
- 「マッキンゼーから独立して起業し成長させて…と輝かしいストーリーかと思いきや、数々の失敗談がオープンに書かれていて良い意味で予想外」
- 「読み物として大変面白く、どんどんページをめくり、あっという間に読み終えた」
- 「登場人物のキャラが立って、読めば読むほど親近感がわく。読み終わるころにはDeNAを応援したくなった」
- 「南場さんと一緒に仕事がしてみたくなった」
- 「起業の熱がありありと伝わってくる。時が経っても熱量の伝わるいい本」
この本の魅力
✓ 失敗談が赤裸々 → 成功者の輝かしいストーリーではなく、リアルな苦労が描かれている ✓ 読み物として面白い → ビジネス書なのに小説のように読める軽快な文章 ✓ 人柄が伝わる → 謙虚で、人を大事にする南場さんの人間性が溢れている ✓ 実名登場 → 創業メンバーや社員が実名で登場し、親近感がわく ✓ 経営の本質が学べる → ノウハウ本ではなく、経営者の思考と決断のプロセスが分かる
こんな人におすすめ
✓ 起業を考えている人・起業したばかりの人 ✓ 失敗から学びたい人 ✓ 女性経営者・女性リーダーのロールモデルを探している人 ✓ マッキンゼー出身者のキャリア選択に興味がある人 ✓ DeNAという会社に興味がある人 ✓ 面白いビジネス書を読みたい人
なぜ2013年の本が今も読まれ続けるのか
経営ノウハウは時代とともに古くなりますが、この本が描いているのは「人間」です。失敗と向き合う姿勢、仲間を信じる力、選んだ道を正しくしようとする覚悟——これらは時代を超えて普遍的なテーマです。だからこそ、10年以上経った今でも多くの人に読まれ、感動を与え続けています。
ページ数
264ページ
出版社
日本経済新聞出版
発売日
2013/6/11
著者
南場智子
著者プロフィール
新潟市生まれ。津田塾大学卒業後、1986年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。1990年ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得、1996年マッキンゼーでパートナー(役員)に就任。1999年、十分に高い社会的地位と給与を捨てて退社し、DeNAを設立。2005年東証マザーズ上場、2007年東証一部指定替え。2011年、病気療養中の夫の看病に専念するため代表取締役社長兼CEOを退任。
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