この本の最大の特徴

これはリストラや成果主義ではなく、「人を大切にすることで会社が劇的に回復した、本物の再生の記録」です。3期連続赤字で沈んでいたテルモで、銀行出身の著者が最初に手をつけたのは数字の改善ではなく、「人の心を動かす企業風土の改革」でした。「人はコストではなく資産である」という信念のもとで実践された経営哲学が、自分の心を動かし、人の心を動かす方法として余すところなく語られています。

著者からのメッセージ

「きみたちのことを『従業員』とは呼ばない。主役になり、自立してほしい。人をつくらずしてよい製品はつくれない——これが私の信念です。自分の心が動かなければ、人の心は動かせない」

核となるメッセージ

・「人は、コストではなく資産である」——ヒト・モノ・カネの優先順位を取り戻す ・指示されたことを遂行するだけの「従業員」ではなく、主体性を持って動く「アソシエイト」を育てる ・自分の心が動いてこそ、人の心は動かせる——リーダーの内面の変革が先 ・360度評価の導入と降格制度——甘えを許さない文化が組織を強くする ・使命感が働く喜びを生む——目先の業績より、なぜこの仕事をするかを問い続ける

読者の声

「3期連続赤字からの再建という実績が、言葉に圧倒的な説得力を与えている」 「リストラや成果主義ではなく、人を大事にする経営で結果を出した事実が刺さる」 「自分の心が動かなければ人の心は動かせないというメッセージが心に残った」

こんな人におすすめ

✓ 組織や部下をどう動かすかに悩んでいるリーダー・管理職 ✓ 人を大切にする経営を実践したいが、方法がわからない経営者 ✓ 業績不振の組織をどう立て直すかを考えている方 ✓ 成果主義・リストラに頼らない組織変革のヒントを求めている方 ✓ 「主役」として会社に関わりたいと思っているすべてのビジネスパーソン ✓ 自分の心を動かし、周囲に影響を与えられるリーダーになりたい方

この本の真価

この本の真価は、著者が「外部から招聘されたよそ者」として4,000人を超える組織に乗り込み、全国行脚で一人ひとりの社員と向き合い続けた実体験にあります。理論ではなく、泥臭い現場の積み重ねから生まれた言葉だからこそ、どんな立場の読者にも刺さります。

経営者でなくても使える

タイトルに「会社の主役になれる人」とありますが、「自分の心を動かし、人の心を動かす」というテーマは職種・役職を問わず普遍的です。新入社員から経営者まで、自分が「主役」として仕事に向き合うとはどういうことかを問い直させてくれる一冊です。

テルモ再建が証明した「人を大事にする経営」の力

3期連続赤字からスタートし、12期連続増収・過去最高益更新。その原動力はリストラでも成果主義でもなく、一人ひとりの社員を「主役」として扱う企業風土の変革でした。日本的経営の強みを最大限に引き出した実証済みの経営哲学が、この一冊に凝縮されています。

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Amazon 「人の心を動かす人」になれ

ページ数

235ページ

出版社

三笠書房

発売日

2006/9/1

著者

和地 孝

著者プロフィール 1935年、神奈川県生まれ。横浜国立大学経済学部卒業後、富士銀行に入行。1979年からの5年間にわたりアメリカ駐在し、ハーバード大学ビジネススクールAMPを修了。1988年、同行取締役に就任。1989年、3期連続赤字という危機的状況にあったテルモに常務取締役として移る。日本経済の長期不況の中、「人の心を動かす」独自の企業風土改革を実施し、12期連続増収・過去最高益更新を達成、会社再建に成功。1995年、同社代表取締役社長に就任。2004年より会長。

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