自分の欲望に正直になり、一歩ずつ歩いていくための指南書であり、応援の書です。
まず第1章で南さんの波乱万丈の経験がストーリー形式で披露されます。
苦悩していた当時の息遣いがそのままに、赤裸々に語られていきます。
そしてこの後の章で、ブレない「軸」をモノにするための方法論が語られます。
「自分にはできない」という思い込みを取り外すための言葉をくれる第2章。
「やりたい」という思いに向き合い、自分の「軸」にまで高める方法を示した第3章。
自分の「やりたいこと」の味方を増やすための「巻き込み術」が明らかになる第4章。
最後に、「最初の小さな一歩」を踏み出すための、行動の仕方が語られる第5章。
「やりたいことを仕事にするなんて、どうせ無理に決まっている」
「日々充実しているけど、心の底から感動する瞬間なんてあるわけない」
こう思う人にこそ読んでほしい、勇気をくれるエピソードと、本物のノウハウが満載です。
256ページ
ダイヤモンド社
2010/12/10
南壮一郎
南 壮一郎(みなみ そういちろう)は、日本の実業家で、ビズリーチ創業者。1976年生まれ。慶應義塾大学卒業後、モルガン・スタンレー、楽天を経て、2009年に株式会社ビズリーチを創業。転職市場におけるダイレクトリクルーティングの概念を広め、即戦力人材と企業をつなぐ革新的な採用プラットフォームを構築。2020年には社名をVisionalに変更し、HRテクノロジーを中心に事業を拡大。著書に『何のために経営するのか』があり、経営哲学や企業成長の秘訣を語っている。